【自然豊かな環境】
当工場の位置する岩手県住田町は、町内を流れる気仙川の水流と、町の面積の約9割が山林という緑に囲まれ、農産物の生産に恵まれた環境にあります。
そのような環境のもと、当工場では、木材加工の生産工程で出る木屑を利用したボイラーの余剰熱を活用し、2021年より年間を通して「きくらげ」を栽培しております。
皆さまに安心して食べていただけるよう、栽培期間中、農薬など使うことなく育てられた「きくらげ」は、石づきの調整、洗浄をした後、天気や大気の状況を見ながら天日干しをした後、仕上げの機械乾燥をしております。
手に取っていただけた皆さまからは、品質の良さと独特の食感で、ご好評の声を頂戴しております。
【栄養】
乾燥きくらげは、ビタミンD、食物繊維(特にも不溶性食物繊維!)、ミネラルなどが豊富で、食べる漢方ともいわれる食材です。
不溶性食物繊維を多く含んでいることで、おなかの調子を整え、お通じをよくするといわれております。
【お料理】
中華料理やさんで食べるイメージの「きくらげ」。
しかし、実は、風味がなく、独特の食感があり、また、煮崩れしないことも魅力であることから、きくらげ担当一押しの中華サラダのほかにも、肉じゃがやおでんなどの和食、ポトフなど洋食にも、アイディア次第で、沢山のお料理に使っていただける食材なのです。
みなさまのアイディアで、普段のお料理に取り入れていただけたら嬉しいです。
「きくらげ」にはもともと規格はありませんが、当工場では収穫後に念入りに選別をして乾燥しております。
形がいびつであったり、収穫や洗浄しているときに、破けてしまったもの、石づきをハサミで切る過程で穴があいてしまったものなどを訳あり品としております。